Q04 痰はどうしてできるの?

かぜをひくと、のどがイガイガして痰がからみやすくなるのも、体が細菌やウイルスを排除しようとして起こる生体防御反応です。 気道の粘膜は線毛をもった細胞で覆われています(1細胞に約2000本の線毛)。そして杯細胞や粘液腺から分泌される気道液が薄い膜をつくり、気道の表面 を保護しています。本来、気道まで侵入した細菌やウイルスなどは気道液にからめ取られ、線毛の働きによって、自然に痰として体外に排出されます。 しかし、かぜをひくと粘液の分泌が活発になるとともに、線毛活動が鈍るため、痰を自然に排出できなくなり、のどがイガイガしたり、痰がからんだ状態になるのです。 この症状はたばこの吸い過ぎや大気汚染物質の侵入によっても起こります。