Q06 どうしてくしゃみが連発するの?

アレルギー性鼻炎の原因(抗原)が鼻の内側を覆(おお)う粘膜に付着すると、抗原抗体反応(Q1参照)の結果、粘膜にある「肥満細胞」などから「ヒスタミン」と「ロイコトリエン」などの化学伝達物質が放出されます。するとヒスタミンは鼻の粘膜にある「知覚神経」を刺激します。この刺激が「くしゃみ中枢」に達し、呼吸器筋に働いてくしゃみ が連発するのです。
アレルギー性鼻炎の患者さんの鼻の粘膜をみると、副交感神経の働きが活発で、交感神経の働きが劣っている状態にあります。交感神経から分泌される物質(ノルアドレナリン)はヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を押さえますが、副交感神経から分泌される物質(アセチルコリン)はヒスタミンの分泌を促進します。そのため、アレルギー症状が起こりやすくなっているわけです。