Q11 下痢に効く薬は?

内科では患者さんの症状や原因に応じて、次のような薬を組み合わせて処方します。


■ 腸管運動抑制剤
ロートエキスなどの抗コリン剤(腸管の副交感神経節を遮断し、消化液の分泌を抑制。腹痛を止める)や塩酸ロペラミド(腸のぜんどう運動を抑え、水分の吸収を促す)など。

■ 殺菌剤
ベルベリン製剤(有害細菌を殺菌し、腸内での腐敗や発酵を抑える)など。

■ 収れん剤
タンニン酸製剤(腸粘膜に働いてぜんどう運動を鎮める)やビスマス製剤(胃腸の粘膜の感受性を低下させる)など。

■ 吸着剤
アドゾルビン(腸管内の有害物質や水分を吸着し、刺激を緩和する)など。

■ 乳酸菌製剤
ビフィズス菌製剤(腸内で乳酸を産生させ、腸の働きを整える)など。

■ 抗菌剤
抗生物質(腸内細菌の感染を抑える)など。

■ 精神安定剤
ストレスによる精神の不安定を緩和させる。過敏性腸症候群に有効。