Q11 花粉症の鼻の症状はどのようにして起こるの?

花粉症の人の体内には花粉に特異的に反応するIgE抗体がつくられます。この抗体は血液中に流れ込み、鼻腔や目、体内のあちこちに散らばります。
鼻腔や目の粘膜にたどり着いたIgE抗体は粘膜にある肥満細胞(マスト細胞)や好塩基球(こうえんききゅう・白血球の一種)の表面に付き、そこで花粉を待ち受けます。花粉シーズンになり、多量の花粉が鼻腔や目の粘膜に入り込んでくると、待機していたIgE抗体は即座に花粉をつかまえ、肥満細胞の表面でアレルギー(抗原抗体)反応を起こします。すると肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が放出され、神経や血管を刺激して、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状を引き起こすのです。