Q03 内臓脂肪という言葉を耳にしますが何?

体脂肪は皮膚の下に蓄えられた「皮下脂肪」と、内臓、とくに腸の周辺や腸間膜にべったりと付着した「内臓脂肪」の2種類があります。肥満の人の脂肪はどちらかにバランスが偏っていて、内臓脂肪に多く偏っている場合を「内臓脂肪型肥満」と呼びます。
皮下脂肪は付いた場所にとどまっていますが、内臓脂肪は活発に動くために悪さをしやすいといわれます。内臓の脂肪細胞は自らどんどん分解して「脂肪酸」になって血液に流れ出し、肝臓に達します。すると肝臓はコレステロールと中性脂肪の合成を高め、多量のコレステロールが産生されるとともに血糖のコントロールができなくなり、動脈硬化や脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などの原因になります。

皮下脂肪型肥満

洋梨のように下半身が太っている体型に多い皮下脂肪。多量に付きすぎると問題だが、内臓脂肪の及ぼす影響ほど深刻ではない。

内臓脂肪型肥満

りんごのように上半身が太っている体形に多い内臓脂肪。皮下脂肪100に対し、内臓脂肪が40以上ある場合を内臓脂肪型肥満と呼ぶ。