Q03 疲労物質は体内でどのように作られるの?

疲労物質のほとんどを占めるのが乳酸で、その他の疲労物質はごくわずかです。 仕事や家事、スポーツをするとき、人間は酸素を十分に取り込んで使う「有酸素運動」と、酸素を使わない「無酸素運動」によってエネルギー源を燃焼していますが、乳酸が体内に蓄積されるのは、無酸素運動を行うときです。このとき、筋グリコーゲン(筋肉の中のグリコーゲン)がエネルギー源となります。筋グリコーゲンが動員されると、筋肉の中に疲労物質である乳酸がたまってしまうのです。

●有酸素運動と無酸素運動の違い

有酸素運動と無酸素運動は、運動の種類ではなく、強度によって決まるもので、軽いジョギングや水泳は有酸素運動にあたります。有酸素運動はダイエットにも効果 があるといわれますが、有酸素運動を行うときのエネルギー源は脂肪酸です。仕事や家事、スポーツなどによって体脂肪が燃焼すると呼吸器と腎臓で炭酸ガスと水に分解されて排泄されます。 一方の無酸素運動は、重量挙げのように急に力を入れたり、全速力で走るなど、歯を食いしばって、一時的にほとんど呼吸をしないで行う運動をいいます。