Q11 ビタミンやタンパク質を摂ると疲れにくいって本当?

エネルギー源となる栄養素は、バランスよくすべてを摂ることが基本ですが、中でもタンパク質は活動する上で欠かせない栄養素です。それぞれの働きは次のようになります。

●タンパク質……筋肉や骨、皮膚、内臓などを作る材料になる。労働やスポーツによって刺激を受けた筋肉は、ミクロ的に見ると傷つけられた状態であり、それを修復するには「アミノ酸」が必要。タンパク質は消化液の中の分解酵素によってアミノ酸に分解され、筋肉を修復する材料として使われる。タンパク質が不足すると、筋肉が弱り、内臓の働きも衰えて疲労しやすくなる。

●ビタミン類……体の代謝をスムーズにする「潤滑油」の働きがあり、疲労予防には欠かせない栄養素。とくにビタミンB1、C、Eには抗疲労作用があるので、積極的に摂るとよい。

●糖質(炭水化物)……労働やスポーツのための効率のよいエネルギー源になる。マラソン選手やゴルフの選手が、試合の最中にバナナを食べることが知られているが、これはバナナに含まれる糖質がエネルギー源として即効性があるため。糖質を補給することで血糖値を正常な値に維持することができ、疲れにくくなる。