Q10 肥満になると起こりやすい病気は?

肥満が原因で起こる病気は次の通りです。

●糖尿病……血糖値(血中のブドウ糖の量 )が増え、血管や神経に障害が出る病気。血糖値はインスリンというホルモンによって調節されているが、肥満で正常より大きな体に大量 のインスリンを送り続けると「インスリン抵抗性」が生じ、インスリンの働きが悪くなるために血糖値が高くなる。
●動脈硬化……肥満になるとコレステロールの量が増えて発症しやすくなる。血管の内腔(ないくう)が狭くなって血液の流れが悪くなるため、進行すると狭心(きょうしん)症や心筋梗塞(こうそく)、脳卒中の原因に。
●高血圧……太った体のすみずみまで血液を送らなければならないため、通常より心臓は高い圧力で血液を押し出す必要が生じる。そのため血圧が上がり、長期間続くと心臓が肥大して心不全や動脈硬化の原因に。
●脂肪肝……肝臓にはもともと5パーセント程度の中性脂肪が蓄えられているが、30パーセント以上たまると治療が必要に。脂肪分や糖分、アルコールの摂り過ぎが原因。
●変型性膝関節症……体重が重くなると膝に大きな負担がかかり、軟骨が変形してすり減り、なくなることもある。
その他にも、胆石症、性ホルモンの異常、脂質異常症(高脂血症)、痛風などの病気が肥満の原因で起こりやすいので注意してください。