Q16 よい寝具の選び方は?

寝具の選び方も安眠には重要な要素です。




■ 枕
首や肩に負担のかからない3~4センチの高さで通気性のよいものを。高すぎる枕は、睡眠中ずっと首を前に突き出した格好になり、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や側頸部(そくけいぶ)の筋肉の緊張状態が続く。寝返りをして急に首を動かしたとき、これらの筋肉がひきつって寝ちがいを起こすこともある。

■ 敷布団
やわらかすぎると体がW字型になり、背筋が伸びず、沈み込んだ部位にのみ圧力がかかり、腰痛や肩こりの原因に。かたすぎると背筋はまっすぐに伸びるが、体と敷布団の接触面が押されられすぎて、毛細血管が圧迫されてしびれたり、発汗が妨げられたりする。敷布団全体が適度なかたさのものを選ぶこと。

■ 掛け布団
軽くて放湿性がよいこと。暑さ寒さの感覚は、体温と外気の差によって生じる感覚なので、この差が少ないほど体がリラックスできる。熟睡すると多少体温も下がるので、この変化に応じられるよう、羊毛や羽毛などの天然素材がおすすめ。高血圧や心臓疾患のある人は、重い掛け布団を使うと睡眠中に血圧を上げたり、心臓を圧迫して症状を悪化させるおそれがあるので注意を。