Q01 どうして肩はこるの?

肩の筋肉が酸素不足になり筋肉が疲労するためです

首や肩の周囲には20以上の筋肉があります。筋肉は何千もの細かい筋線維(きんせんい)の集まりで、筋線維の中には血管が通っています。  急性の肩こりは肩の筋肉の疲労が原因です。筋肉は酸素によって血液の中のブドウ糖を燃焼して活動しています。酸素が足りないと疲労物質の「乳酸」が筋肉内に蓄積して硬くなり、神経線維がしめつけられて肩がこります。悪い姿勢などを続けると筋肉が緊張し、毛細血管の中の血液の流れが悪くなって酸素不足になるのです。筋肉がリラックスすると血流がよくなって新鮮な酸素が送り込まれ、たまっていた乳酸も流されて筋肉の疲労も取れて肩こりが治ります。

■慢性の肩こりに注意
急性の肩こりが進行すると神経そのものにキズがつき、炎症を起こして痛んだり、腕が上がらなくなって慢性の肩こりになります。

■五十肩は治療で早期解決を
同じ肩の痛みでも、五十肩は老化によって肩関節の周囲に起こる炎症で、正式には「肩関節周囲炎」といいます。とくに腕を上げたり後ろにまわす動作がしにくくなります。通常は半年から1年半程度で自然に治りますが、治療をすると早く症状がやわらぎます。