Q06 どういう状態になったら病院へ行った方がいいの?

インフルエンザウイルスに感染し、粘膜がウイルスと闘い始めた後、数時間から1~2日経つと初期免疫が働き、ウイルスに感染した細胞をやっつけにかかります。さらに3~5日くらい後、やっつけきれなかったタフなインフルエンザウイルスに対する特異的免疫機構が働き、通常は約1週間で回復します。
以前は、インフルエンザの治療は、症状を和らげ体をあたたかくして、自身の免疫力で回復するのを見守っていましたが、2001年からいくつかの抗ウイルス作用を持つ薬が使われるようになり、大きく様変わりしました。これらの薬は感染直後に用いると、インフルエンザによる症状を軽く抑えることができます。したがって、かかったなと思ったら、すぐに医師に相談するのもひとつの方法です。

■お年寄りは程度や期間にかかわらず医師の診察を
抵抗力が弱くなっているお年寄りは症状の程度や期間にかかわらず、インフルエンザが疑われた段階で医師の診察を受けてください。とくに糖尿病や腎臓病、肝炎などの持病を持っている人は合併症を起こして命を落とす危険もありますから注意してください。

■合併症が疑われるときは早急に病院へ
インフルエンザの合併症としては、細菌の感染によって起こる気管支炎や肺炎、髄膜炎(ずいまくえん)などがあげられます。次のような症状が出たときは合併症が疑われますから、早急に病院へ行くようにしましょう。

●高熱
●膿(うみ)のような痰
●嘔吐
●けいれん など