Q03 動脈硬化は肥満が原因?

脂質異常症、高血圧、肥満、糖尿病、喫煙などが原因

血液中の総コレステロールと中性脂肪および悪玉コレステロールが多く、善玉コレステロールが少ないことが、動脈硬化の第一の原因となっています。
次にあげられるのが肥満です。肥満には内臓に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」と皮下脂肪が増える「皮下脂肪型肥満」がありますが、内臓脂肪型肥満はコレステロールや中性脂肪が多く、動脈硬化と深く関連することが明らかになっています。さらに肥満が進むと、善玉コレステロールが減って悪玉コレステロールが増えるといわれます。そのほかの動脈硬化の原因には次のようなものがあります。
●高血圧……血圧が高いと動脈の内腔に変化が起こり、血管が拡縮しにくくなり、血液の流れが悪くなる。すると血液を送り出すために血圧がさらに高くなるという悪循環に。

●痛風……体の代謝によってできる老廃物である「尿酸」が、血液中に増えるため。

●糖尿病……は脂質異常症(高脂血症)を多発しやすく、動脈硬化の進行が10年早いという。

●運動不足……運動不足は脂質異常症や内臓脂肪型肥満、高血圧などを促進する。

●喫煙……喫煙は血管を収縮させる。また、善玉コレステロールを減らす作用もある。

●A型性格……負けん気が強く、せっかちでストレスがたまりやすい性格の人をA型性格という。このような人はストレスによって交感神経が刺激されると血圧が上がる。コレステロール値が上がることも確認されている(血液型のA型の人のことではない)。

●コーヒーの飲み過ぎも動脈硬化の危険因子と言われる。

●その他、炎症マーカー(CRP)、低グリコーゲン、ホモシスティンが高い場合。