Q02 不規則な生活以外の原因は?

食物繊維や水分の不足、ストレスなども原因に

不規則な生活以外に便秘の原因となるものには

●朝食を食べない
排便のために大切な大腸のぜん動運動は目覚めた後に始まるが、胃に食べ物が入る刺激によっても排便を促す働きが起きる。しかも朝食後が一日のうち最も強く起きる。このため、朝食を抜くことで便意を起こしにくくなる。

●食物繊維の不足
食物繊維は消化されずにそのまま大腸に運ばれ、発がん物質や余分な水分、コレステロールなどをスポンジのように吸収し、老廃物と一緒に体外に運び出す。食物繊維が多いと便は適度な量とやわらかさを保ち、直腸で腸壁を刺激して便意がもよおされる。

●水分の不足
水分の摂取量が少ないと便がかたくなり、無理矢理出そうとすると肛門が切れて痔の原因に。排便が苦痛になるために排便を我慢する人も多く、悪循環を招く。水分と食物繊維を一緒に摂るとさらに効果的。

●精神的ストレス
大腸の運動は自律神経が支配する。精神的ストレスや緊張は自律神経の働きを乱し、大腸の活動にも影響を及ぼす。

●老化
高齢になると筋肉や神経が衰え、大腸の働きも弱くなり、便意が起こりにくくなる。

●病気
大腸がんや大腸ポリープがあると、腸管が狭くなって便秘が起こる。大腸憩室、子宮筋腫、肝臓がん、膵臓がんなども原因に。

●薬の副作用
心臓疾患や高血圧の薬の副作用として便秘が起こることもある。

●ホルモンの影響
女性ホルモンの1つ、黄体ホルモンには大腸を抑制する働きがあるため、排卵から月経が始まるまでの期間や妊娠中は便秘が起こりやすい。

●その他
もともと筋力が弱く、食事量が少ないことも便秘の誘因に。