Q01 鎮痛剤にはどんな種類があるの?

痛みが起こる原因によって大きく2つに分けられます

鎮痛剤というとどんな痛みにも効くと考えがちですが、原因が何かを知った上で使い分ける必要があることを、まずは覚えておいてください。鎮痛剤は大きく次のように分けられます。

(1) 脳の痛みを感じる中枢に作用して、痛みの感覚を麻痺させる、いわゆる麻薬性の鎮痛剤。がんによる激痛などに使われ、日常起こる痛みに対して処方されることはない。

(2) 痛みが起こる場所や性質に応じた、痛みのもとをブロックする作用のある鎮痛剤。このタイプにはさらに次の2つの種類がある。

(a) 炎症を抑える(抗炎症)作用のある鎮痛剤。患部の炎症にともなって痛みが起こる場合に有効。頭痛、月経痛、歯痛、肩こり、腰痛、筋肉痛などに効く。アスピリン、イブプロフェンなど。
(b) 痛みの原因となる症状を抑えることで、痛みを鎮める薬。下痢による腹痛など、腸が収縮するために痛みが起こる場合などで、腸管の働きを正常にする薬によって、痛みを鎮める。抗コリン薬など。
市販の鎮痛剤は、効能書にどんな痛みに有効であるかが書かれていますから、確かめて選ぶことが大切です。