Q02 月経痛に効く鎮痛剤は?

プロスタグランジンの生成を抑える鎮痛剤が有効です

まず、月経の起こるメカニズムを説明しましょう。月経時には子宮の内膜からプロスタグランジンが分泌されます。すると子宮の内膜の血管や筋肉が収縮して、内膜が剥がれ落ちます。プロスタグランジンはこの剥がれた内膜や血液を子宮の外に押し出すという働きもします。
このプロスタグランジンが多く出過ぎると、子宮の収縮が強く起こり、月経痛が生じるのです。月経時に起こる頭痛、背中や腰の痛み、下痢などもプロスタグランジンが血液中に入って全身に運ばれて起こるものといわれています。
月経痛の鎮痛剤には、原因となるプロスタグランジンの生成を抑える鎮痛剤(イブプロフェン製剤など)が有効です。
病気やけがなどで炎症が起こった場合、血液中に痛みを起こす物質がつくられます。その際にもプロスタグランジンも生成されて痛みを強めるので、プロスタグランジンの生成を抑える薬が必要です。