Q04 鎮痛剤の上手な利用法は?

痛くなる前に予防的に服用。痛み方によっては病院へ

痛みが我慢できなくなってから鎮痛剤を飲む人も多いようですが、薬が効くまでに一定の時間がかかりますから、痛みが強まる前に服用する方が効果的です。月経痛のように、痛み始める時期が予測できるときや予兆がある場合は、痛む前に予防的に鎮痛剤を服用することをおすすめします。
プロスタグランジンの放出によって筋肉が収縮して起こる月経痛に対して、鎮痛剤は有効ですが、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因で強い月経痛が起こるケースもありますから、注意が必要です。次のような場合は専門医に相談してください。

● 日常生活に支障が出るほど痛む。
● 今までと違う痛み方をする。
● 鎮痛剤が効かなくなった。
● 痛み以外に症状が出る。
また、人それぞれ「この薬は自分によく効く」という市販の鎮痛剤があるようです。これは、鎮痛剤によって含まれる成分やその配合が微妙に違うためで、服用しながら、自分の体質や痛みの種類に合った鎮痛剤を見つけることが賢い使い方といえるでしょう。
「妊娠に気づかずに鎮痛剤を服用してしまった」と悩む妊婦さんもいます。鎮痛剤を始め、薬の胎児への安全性は確認されていないので、通常、服用は避けますが、必要以上に心配することの方が胎児への影響が大きいと思えます。