Q04 日焼けによって肌はどんなダメージを受けるの?

日焼けした後、肌がゴムのお面をかぶったようなゴワゴワとした異物感を感じ、なかなかとれなかったという経験はありませんか。
日焼けは肌の老化を早める元凶といわれます。皮膚の真皮には膠原腺維(コラーゲン)と弾力腺維(エラスチン)が絡み合って、肌の弾力を維持しています。紫外線はこの膠原腺維や弾力腺維、表皮細胞を破壊してしまうため、肌の老化を早めてしまうのです。一度、破壊された皮膚細胞の代わりに新たに生まれる皮膚細胞は、生まれつき、紫外線に対して防御体制をかためており、その結果、始めから硬くて厚い皮膚になってしまいます。たとえば1年中、紫外線にさらされている漁師さんの肌が黒くて硬く、深いシワが刻まれているのを思い出したらわかると思います。
また、細胞をくるんでいる細胞膜は、紫外線と酸素に出会うと「過酸化脂質」という物質をつくり出します。過酸化脂質ができると細胞膜は破壊され、肝臓にできると肝硬変を、血管壁の細胞にできると動脈硬化を引き起こすなど、体の各部位で異常が生じます。過酸化脂質が皮膚細胞にできると、皮膚は硬くてもろくなり、しっとりした潤いも失われて、皮膚の老化が進んでしまうのです。