Q02 ピントはどうやって合わせているの?

水晶体の厚みが変わり、ピントを調節します

ピント合わせは水晶体と毛様体、チン氏帯の共同作業によって行われます。近くのものを見るときは、毛様体の筋肉(毛様体筋)が縮んでチン氏帯がゆるみ、水晶体が厚くなります。すると光の屈折が強くなり、近くのものがはっきりと見えるのです。
遠くを見るときは、毛様体筋が伸びてチン氏帯が緊張し、水晶体が薄くなります。すると、光の屈折が弱くなり、遠くにピントが合うようになります。
水晶体の動きはゴムボールにたとえるとわかりやすくなります。かろうじて球形が保てるくらいに空気を抜いたゴムボール(=水晶体)に、たくさんの釣り糸(チン氏帯)をぐるっと一周貼りつけます。釣り糸を引っ張るとゴムボールは円盤状に変形して薄くなります。釣り糸をゆるめると、元の球形に戻ります。釣り糸を引っ張ったりゆるめたりするのは毛様体筋の仕事です。