Q04 脂質異常症(高脂血症)ってどんな病気?

動脈硬化などの病気を起こす恐れがあります

脂質異常症は、血液に含まれる脂質が異常に増えた状態です。特別な自覚症状はありませんがこの状態が何年も続くと動脈硬化を引き起こします。
脂質異常症になる原因として、
(1)体質や肥満、カロリーの取りすぎ。日本人では最も多い。
(2)ほかの病気や薬によるもの。
(3)先天的にLDL(悪玉)コレステロールの処理能力が低い。 
などがあります。
脂質異常症は生活習慣病の一つです。日本人の動物性脂肪の摂取量が増えるに伴い、コレステロール値も高くなり、脂質異常症患者も急増しています。現在の若い人達の脂肪摂取量は欧米並み。この世代が中高年になるころには、動脈硬化が原因の心筋梗塞などがかなり増えることが予想されています。

〈40、50代以降は要注意〉

男性で多いのは40代と50代。女性は更年期になってコレステロール値が高くなる傾向があり、50代と60代に多くみられます。

〈脂質異常症(高脂血症)のおもな原因〉

1.体質+生活習慣の乱れ
食物から摂取するコレステロールに対する反応は個人差があり、体質も関わってくるのです。

2.ほかの病気や薬
原因となっている病気を治療することで脂質異常症も改善されます。

3.先天的に処理能力が低い
脂質の代謝に関係する遺伝子に欠損があると、処理能力が低くなります。この遺伝子は子どもにも遺伝します。