Q08 食中毒の予防法は?

手や食品をよく洗い加熱調理した料理を

食中毒を防ぐには「細菌を付着させない・量を増やさない・殺菌する」が3大原則です。そのために、まず習慣にして欲しいのが次の3つです。

●手をよく洗う…手から食品に細菌が感染しないよう、トイレの後、調理前、食事前などに十分に洗う。洗った後はペーパータオルや清潔なタオルで拭くこと。
●食品をよく洗う…野菜や魚介類などは流水でていねいに洗ってから調理すれば、食品に付いているかもしれない細菌を落とすことができる。
●十分に加熱する…火を通すべき食品はしっかり加熱し、細菌を殺す。肉類などは中まで十分に火を通し、加熱したらできるだけ早く食べる。スープなどを再加熱するときも、温める程度でなく、十分に火を通す。できるだけつくり置きせず、必要量だけを調理すること。

食中毒に感染した人の細菌によって二次感染しないよう、家庭内で気を配ることが、感染拡大の予防につながります。
また、買い物の方法、保存、調理の下準備、調理器具のお手入れなどにも気を配ってください(イラスト参照)。

O157って何?

O157は腸管出血性大腸菌のひとつで、体内でベロ毒素をつくるのが特徴。O157が怖いのは感染力や生命力が非常に強く、ベロ毒素が原因で合併症を起こすためです。ベロ毒素は腸管から血液に混ざって全身をめぐり、腎臓障害から溶血性尿毒症症候群(尿が出なくなり、毒素がたまる病気)などを起こします。