Q02 日焼けが皮膚がんの原因になるって本当?

皮膚の老化を早め、長期にわたると皮膚がんの原因に

強い紫外線を浴びると、まず皮膚は赤くなり、ほてってピリピリします。さらに症状が進むと水ぶくれができますが、これらの症状も次第におさまり、4日目くらいになると皮膚が黒くなってきます。
日焼けのしくみをもう少し詳しく説明しましょう。紫外線を浴びると表皮のいちばん下層にある「色素細胞(メラノサイト)」がメラニン色素を作り出して紫外線を吸収します。これは表皮の下にある真皮まで達する紫外線の量を減らして、真皮を守るための防御反応なのです。
新陳代謝が活発な肌なら、メラニン色素は表皮細胞とともに皮膚の表面にスムーズに押し上げられ、垢となって剥がれ落ちます。ところが紫外線のダメージを受けた皮膚は新陳代謝のリズムが乱れてしまっているため、メラニン色素がずっと皮膚の内部に残り、色素沈着を起こすことがあります。これがシミのもとになるわけです。さらに紫外線は表皮細胞も破壊するため、シミだけでなく、シワやたるみ、ほくろの原因になります。さらに長期にわたって紫外線を浴び続けると皮膚の老化を早め、皮膚がんの原因になるといわれています。