Q04 疲れが抜けなくて心配ですが?

原因となる病気が隠されているケースも

疲労感が症状として出る病気には、甲状腺機能低下症、肝機能障害、貧血、心不全、精神的な病気などがあげられます。
ただし、肝機能障害にかかっていても、かなり症状が進行しないと疲労感が症状として出ません。また、それぞれ疲労感以外の症状を伴います。
また、もともと体力が弱く、虚弱体質の人や、加齢によって体力が減退している人、食欲がないために栄養不足を起こし、疲れを感じるケースもあります。疲労感だけが続く場合は、まず定期検診などで検査し、疲労の原因を確認することをおすすめします。不眠やめまいなど、疲労以外の症状がある人は、早めに内科医に相談してください。

●甲状腺機能低下症……

血液中に甲状腺ホルモン(体の成長や代謝に関係するホルモン)が欠乏する病気で女性に多い。新陳代謝が低下するため、気力がなくなり何をするのもおっくうになる。

●肝機能障害……

肝臓は物質代謝の中心で合成や解毒などの働きをする。自覚症状が出にくい沈黙の臓器だが、急性肝炎や肝硬変などが起こると体のだるさや食欲不振、発熱などが見られる。

●貧血……

赤血球またはヘモグロビン濃度が一定以下に下がった状態。鉄分の摂取不足や消化管出血などによる出血で起こる鉄欠乏性貧血、慢性感染症などが原因で起こる二次性貧血がある。

●心不全……

心臓の収縮力が低下し、血液の必要量を送り出せなくなった状態をいう。左心不全になると息切れや動悸が、右心不全になると足のむくみ、胃のもたれ感、疲労感が出る。

●精神的な病気……

うつ病、心気症(ストレスによる精神障害)などにかかると、元気がなくなり、不安やイライラに加え、疲労感や不眠などの身体症状が出る。