Q03 高血圧ってなぜよくないの?

放置すると動脈硬化を促進し、合併症の原因に

高血圧症はほとんど自覚症状がありません。知らないうちに進行し、気がついたときにはあらゆる臓器に深刻な障害が起こっているのが典型的なパターンです。
血管はもともと弾力があり、内腔がなめらかです。ところが、高血圧が続くと、高い血液の圧力に耐えるため、動脈の血管の壁が厚くなって内腔は狭く、血管は弾力を失って硬くなり、コレステロールなどがたまって血液の流れが悪くなります。この状態を「動脈硬化」といいます。
動脈硬化が起こると、心臓は一定量の血液を送り出すために血圧がさらに高くなります。つまり、高血圧→動脈硬化→血圧の上昇という悪循環を繰り返し、その結果、さらに動脈硬化を促進させるのです。この動脈硬化が全身の動脈で起こります。そして、血管が詰まったり十分な血液が流れなくなり、さまざまな病気を全身に引き起こします。