Q04 高血圧による合併症とはどんなもの?

脳・心臓血管障害などが発症します

高血圧の合併症は、おもに動脈硬化が促進されて発症します。脳では脳梗塞や脳出血が起こり、痴呆や手足の麻痺などもあります。心臓では虚血性疾患と呼ばれる心筋梗塞や狭心症などが挙げられます。腎臓では腎不全や尿毒症、眼では眼底の動脈が破れて出血する眼底出血が起こります。
日本人の3大死因は(1)がん、(2)心疾患、(3)脳血管疾患です。高血圧に関係のある脳・心臓障害を合計すると、がんを抜いて1位となります。つまり、高血圧の合併症は生命に関わるケースが多く、一命を取りとめても日常生活に支障をきたす麻痺や痴呆など、軽視できません。
定期的な検査で合併症の有無と状態を調べておくことが大切です。

<糖尿病や脂質異常症が併発するとさらに危険!

高血圧症は動脈硬化を促進させる最大の危険因子のひとつですが、「脂質異常症」と「糖尿病」を併発すると、さらに動脈硬化になりやすく、合併症も引き起こします。3つの病気と動脈硬化は肥満やストレス、喫煙、運動不足などが誘因となって起こる生活習慣病です。これらを改善することが合併症予防の第一歩となります。