Q01 アミノ酸とは?

タンパク質をつくる最小単位の成分です

アミノ酸は人体の構成成分で体重の20%を占めています。私たちの体の筋肉、骨、脳、内臓、神経、血液、皮膚、毛髪などのタンパク質を構成する最小単位の成分がアミノ酸です。逆にいえば、タンパク質はアミノ酸の分子がつながって構成されている物質なのです。
アミノ酸は人間だけでなく動物、植物など、あらゆる生物の体を形成する重要な成分で、自然界では約500種類のアミノ酸があるといわれています。その中で、人間の体はわずか20種類のアミノ酸が数個から数十万個、複雑に組み合わされることでできています。さらにDNA(染色体。遺伝情報が入っている)や、生体内の化学反応を円滑にする酵素もアミノ酸が材料。つまり、アミノ酸は生命の根源ともいえる非常に重要な物質といえます。
アミノ酸が発見されたのは19世紀後半。生命にとって必要な三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)が特定されたのをきっかけに、タンパク質を分解すると最終的にアミノ酸に分かれることが解明されました。その後、アミノ酸の研究は20世紀に入って急速に進められ、医療の現場などで活用されるようになったのです。
欧米人に比べて食事から摂るタンパク質の量が少ない日本人はアミノ酸が不足しがちです。全身の健康のため、日ごろからアミノ酸をしっかり補給するよう心がけましょう。