Q01 痔って男性の病気じゃなかったの?

痔はだれに起こってもおかしくない病気です

一般に、痔は男性に多い病気というイメージがありますが、それは痔で病院へ通うことをためらう女性が多いためです。実際、以前は受診者の多くが男性でしたが、最近の割合は、6(男性)対5(女性)で、男女差はわずかです。
痔の最大の原因といえる便秘は、女性に多く、また妊娠や出産は、痔の発症や悪化につながるため、痔で悩んでいる女性は決して少なくありません。
痔は肛門に発生する病気の総称で、「痔核(いぼ痔)」「裂肛(きれ痔)」「痔瘻(あな痔)」に大別され、「痔核」が、男女共に発症者の半数以上を占めます。痔核は、肛門から便やガスが漏れないよう、肛門を閉じるクッションの役目をしている部分が大きくなる病気です。このお尻のクッションはだれにでもあるので、痔になる要素はだれもが持っているといえます。
女性の場合、痔核に次いで多いのが「裂肛」ですが、男性では「痔瘻」です。男女で違いがみられるのは、とくに女性に、便秘になる人が多いためです。