Q03 出産前後は痔になりやすいって本当?

妊娠・出産をきっかけに痔を発症することも

妊娠・出産をきっかけに、痔になってしまう人や、もともと持っていた痔が悪化してしまう人は、少なくありません。妊娠・出産によって痔が発症する仕組みは次の通りです。

●妊娠中…妊娠すると、血液がおなかに集まるため、肛門部の血行が悪化。また、胎児が成長すると、その重みで肛門部に負担がかかる。これらはどちらもうっ血の原因となり、肛門部のうっ血は「痔核」につながる。さらに、妊娠中はホルモンバランスが大幅に変化したり、運動不足になったりと、便秘になりやすい要因が重なることも、痔の発症、悪化につながる。

●出産時…出産時には、排便でいきむ以上に肛門周辺に多大な力がかかるため、妊娠中にできた「痔核」が飛び出すこともある。「裂肛」が悪化する可能性もある。

●出産後…出産後は、授乳によって水分不足になるうえに、育児の疲れやストレスなども重なり、便秘しやすくなる。