Q07 症状が出始めたらどうすればいいの?

治療の中心は薬物療法。効果を確かめながら

病院での花粉症の治療は薬物療法が中心です。病院で使われる薬は花粉症の程度やタイプに応じて、大きく5種類に分けられます。おもな使い分け方は初期や症状が軽い場合には「抗アレルギー薬」、くしゃみ・鼻水が強い場合には「抗ヒスタミン薬」、鼻づまりが強い場合には「抗ロイコトリエン薬」や「血管収縮薬」、症状がひどくなった場合、いずれの症状にも効く「ステロイド薬」が使われます。
いずれも2週間を目安に症状の特徴と重症度を確認して効き目をみて、効かないようなら、薬を変えていくようにします。
また、副作用は薬の種類によるだけではなく、個人差がありますから、医師の指示に従って使用しましょう。

<病院で使われる薬とその特徴>

●遊離抑制薬…肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンが出るのを抑える。内服薬と点鼻薬がある。

●抗ヒスタミン薬…ヒスタミンが知覚神経を刺激するのをブロックする。内服薬と点鼻薬がある。

●抗ロイコトリエン薬…肥満細胞からロイコトリエンが出るのを抑える内服薬。鼻づまりに使われる。

●血管収縮薬…鼻の中に直接噴霧して粘膜の血管を収縮させ、粘膜の腫れを抑える。数分で鼻の通りがよくなるが、使い過ぎると反動で鼻づまりになることも。目の充血を抑えるために、点眼薬も入っている。

●ステロイド薬…抗体がつくられるのを抑える。内服薬と点鼻薬・点眼薬があり、基本は点鼻薬。症状がとくに重いときだけ内服薬を使用。

<病院で使われる薬>

※ 数種類の薬を併用することもある。