Q01 鉄は体内でどんな働きをするの?

全身に酸素を運ぶとともに、細胞の活性化を担っています

血液中の鉄は赤血球の中の「ヘモグロビン」という形で存在します。ヘモグロビンは「ヘム鉄」と「グロビン」というタンパク部分からなり、ヘム鉄は「ポルフィリン」という化合物の中に鉄が入っていて、全身の組織に酸素を運ぶ大切な役割を果たしています。
酸素の運搬が円滑に行われるには、鉄だけでなく、ポルフィリンを合成するために必要なミネラルである「亜鉛」やヘモグロビンの構成成分であるタンパク質などの栄養素が必要不可欠です。
また、鉄はヘモグロビンだけでなく、全身の細胞内にも含まれており、「細胞内ミネラル」とも呼ばれます。細胞の活性化が十分に行われていると、細胞は血液から鉄を取り込んで鉄の吸収がよくなり、全身の健康が保たれるわけです。鉄の吸収を高めるためには、細胞の活性化を促進する栄養素の協力が必要であることをまず、覚えておいてください。