Q04 脂性だと薄毛になりやすいの?

脂性かどうかより男性ホルモンが影響

薄毛は脂性の人にやや多い傾向がありますが、壮年性脱毛症の発症に関係するのは、おもに男性ホルモンの働きです。ただし、血液中の男性ホルモンの量が多いと薄毛になりやすいというわけではありません。
毛髪の成長は毛根(もうこん)の周囲にある毛細血管から毛乳頭(もうにゅうとう)を通じての指令でコントロールされています。男性の前頭部や頭頂部の毛乳頭には、男性ホルモンを受け入れるレセプター(受容体)が多く存在します。
そのレセプターに血液中の男性ホルモンが結合し、さまざまな作用を発揮するのですが、壮年性脱毛症の人はこの作用が非常に多く現れ、毛髪の成長を抑える物質を出し、その物質の働きによって軟毛化が起こると考えられています。また、男性ホルモンはひげや胸毛などでは頭髪とは逆に毛を成長させる方に働きます。