Q05 目の充血はどうして起こるの?

異物などの刺激で血管が拡張するため

白目の部分、結膜(けつまく)には血管が通っていますが、ごく細いため通常は見た目にはわかりません。しかし、何らかの原因で血管が拡張して流れる血液の量が多くなると、血管が浮き上がって見えます。これが充血です。充血には次の2種類があります。
(1)結膜充血
結膜の表面が充血する。細菌やウイルス、花粉、ゴミなどの異物が目の表面に付いて結膜炎を起こした場合(アレルギー性結膜炎、細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎など)。

(2)毛様充血
結膜より奥が充血。ブドウ膜炎が原因で起こる。

花粉症を例にすると、花粉が結膜に付くと、アレルギー反応によって、目の粘膜にある肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。化学伝達物質が血管や神経を刺激するため、血管が拡張して充血が起こります。同時にかゆみや涙が出るなどの症状が起こることもあります。目をこするなどの物理的刺激や、目の疲れによる酸素や栄養分不足などによって、目に血液を多く送り込もうとして、血管が拡張し、充血が起こることもあります。