Q01 コレステロール値って何?

血液中に溶ける脂質、コレステロールの濃度

血液の中に溶けている脂質はおもに、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4つがあり、それぞれ異なる性質と働きをします。コレステロール値とは、血液中の血清成分(液体部分)1デシリットル中に含まれるコレステロールの量で、コレステロールや中性脂肪が正常値を超えた場合、「脂質異常症(高脂血症)」と呼びます。
コレステロールは血液中だけでなく、脳や脊髄(せきずい)、肝臓など体内に広く分布しています。食事によって体内に摂り入れられるだけでなく、肝臓など体内でも合成されます。健康な人の場合、食事でコレステロールを摂り過ぎると体内での合成が減るなどバランスをとる仕組みになっています。コレステロールは悪者にみられがちですが、細胞膜の構成成分になる、ホルモンや胆汁酸(たんじゅうさん)の材料になるなど大切な働きを担っています。