Q05 コレステロール値が高いとどうしていけないの?

動脈硬化が促進され脳梗塞や心筋梗塞に

コレステロール値が高いと問題になるのは、動脈硬化を引き起こし、さらに命に関わる病気にかかる危険性があるからです。
動脈硬化は細い動脈に発生するものなどもありますが、コレステロール値が高いために起こるのは脳や心臓など太い動脈に起こる「粥状(じゅくじょう)動脈硬化(アテローム硬化)」です。コレステロール値が高いと、血管の内壁にコレステロールを取り込んだ「泡沫(ほうまつ)細胞」が集まり、「アテローム」というおかゆのようなドロドロとした塊ができます。
アテロームによって血管の内壁が次第に盛り上がり、時にカルシウムが沈着して石灰化し、血管はかたくもろくなります。血管の内壁はさらに盛り上がって血液の流れる道を狭めるとともに、弾力性がなくなった血管はちょっとした刺激でも破れやすくなります。
高血圧による強い圧力や喫煙などは血管の内壁を傷つける要因になり、粥状動脈硬化を起こしやすくします。その他に糖尿病や肥満、ストレスも誘因となるので注意してください。
粥状動脈硬化によって起こるおもな病気は次の通りです。
● 脳梗塞
● 狭心症
● 心筋梗塞
● 大動脈瘤
● 腎動脈硬化症
● 閉塞性動脈硬化症