Q01 膝の痛みはどうして起こるの?

中高年のほとんどが変形性膝関節症です

年齢を重ねるにつれ、膝の痛みを訴える人が多くなります。中高年の膝が痛くなる病気で圧倒的に多いのが「変形性膝関節症」です。男性よりも女性に多く、40歳代以降、年齢とともに増えます。ほかに、膝の痛みは慢性関節リウマチ、痛風(つうふう)、スポーツや事故による外傷などでも起こり、これらが変形性膝関節症の要因になることもあります。
しかし、変形性膝関節症は年を取ったら必ず発症する、悪化するという病気ではありません。正しい知識を持ち、適切な治療をすれば、進行を最小限に抑え、症状を軽くすることが可能です。
自分の膝の痛みの特徴を知ることは、状態を知る手がかりになり、診察を受ける際にも役立ちます。膝の痛みは歩いているとき、階段を上り下りするとき、正座をするときなど、さまざまな状況によって起こります。変形性膝関節症は、このように膝に体重がかかるときに痛み、初期の段階であれば、安静にすると痛みは治まります。しかし、慢性関節リウマチや痛風などは、膝を動かさずに安静にしていても痛むという特徴があります。

膝の痛みを訴える人は40歳代以降、徐々に増え始め、男性より女性に多い。年齢が高くなるにつれ、その男女比は1:2~3:4というように近づいていく傾向が見られる。