Q02 変形性膝関節症ってどんな病気?

膝関節の軟骨がすり減っていく病気

膝は正式には膝関節といいます。膝関節とは、膝上の大腿骨(だいたいこつ)(太腿の骨)と膝下の脛骨(けいこつ)(すねの骨)が接している部分のこと。そして、その接触面を覆っているのが軟骨です。軟骨はなめらかな弾力のある組織で、硬い骨同士が直接ぶつからないようにしています。さらに、この軟骨の間には半月板(はんげつばん)という軟骨があり、膝にかかる衝撃を吸収する役目を果たしています。変形性膝関節症とは、この軟骨がすり減る病気。軟骨がすり減ると、大腿骨と脛骨の接触部分を包み込む関節包(かんせつほう)の内膜である滑膜(かつまく)に、刺激が加わるために、滑膜に炎症が起こり、痛みとなって現れるのです。
変形性膝関節症は一次性のものと二次性のものとに分けることができます。多くは「一次性変形性膝関節症」で、肥満や筋力の衰えなど、さまざまな要因がからみ合って痛みが起こり、明確に原因が特定できないものをいいます。半月板損傷や慢性関節リウマチなどのけがや病気など、はっきりした原因があるのが「二次性変形性膝関節症」です。