Q01 花粉症はなぜこんなに増えているの?

スギ花粉自体の増加、食生活の変化など

花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉によって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状が起こる病気です。国内でスギやブタクサの花粉症が報告されてから約50年経ちました。花粉症の人が年々増加している要因は以下の通りです。

●スギ花粉の増加……戦後、大量に植えられたスギが樹齢30年を過ぎて花粉を飛ばし始めた。地球温暖化の影響も。
●食生活の変化や生活リズムの乱れ……動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量が多い食生活、不規則な生活リズム、ストレスなどもアレルギー症状を起こしやすくする。
●きれい好きの功罪……衛生状態がよくなり、病原菌が減少。栄養もよくなり、免疫(めんえき)力が高まったが、闘うべき病原菌が減ったために、力を持て余し、本来は無害なはずの花粉に対して、過剰な防衛反応を起こしてしまい、花粉症の症状が現れる。
●排気ガス、大気汚染、アスファルトの道路……大気汚染の物質の1つ、排気ガスに含まれる微粒子が体内に入ると、花粉症を発症しやすくなる。また、アスファルトの道路は、花粉がいつまでも残り、車の往来の度に何度も舞い上がる。