Q04 トイレに行く途中で間に合わなくてもれるのはなぜ?

膀胱が勝手に収縮するため突然強い尿意が起こります

トイレに行く途中やトイレで下着を下ろそうとしているときに「おしっこをしたい」と思ったとたんにもれてしまうのが「切迫性尿失禁」です。
何らかの理由で膀胱が勝手に収縮すると、膀胱内の圧力が急に上がり、尿がちょっとでも尿道の中に流れ込むと、尿道は反射的にゆるんでおしっこがもれてしまうのです。多くの場合、1日に10回以上トイレに行く頻尿をともないます。この状態を、最近は「過活動膀胱」ともいいます。
膀胱が勝手に収縮する原因は、

●膀胱の感覚が過敏になっている場合……膀胱炎などの病気になって頻尿の症状が出ると、尿意を感じる刺激があまりに強すぎて、大脳がそれを抑制しきれなくなり、おしっこがもれる。

●大脳からおしっこを抑制する指令が膀胱に届かない場合……脳梗塞や脳出血の後遺症として、大脳が排尿をコントロールする働きに支障をきたしているケース。

この他に切迫性尿失禁には、いくら検査をしても原因となる病気が見つからず、原因が分からないことがあります。実は中高年の女性の切迫性尿失禁でもっとも多いのはこのケースなのです。