Q02 患者数が増えていると聞きますが?

若い世代の女性にとくに増えています

グラフから分かるように、性感染症の中でもクラミジア患者は、とくに10代後半~20代後半の若い世代に多く、男性より女性に多く見られます。10代後半の感染者では、男性の2倍以上が女性、また10代未婚女性の妊婦では、4人に1人以上がクラミジア陽性という、驚くべき実態を示しています。この数値は、病院を受診して性感染症と診断された患者数を表したもの。自覚症状がなく、治療をしていない感染者はこの約5倍いると推定されています。
増加のおもな要因として、以下のようなことが考えられます。

●複数のパートナーを持つ人が増えている……一生のうちで、複数のパートナーと性行為がある、短期間でパートナーが変わるなど、男女関係が多様化。
●オーラルセックスの一般化……性器と口腔が接触する機会が増え、のどから感染(咽頭感染)するケースも増えた。
●無関心または知識がない……予防法、対処法について知らない。パートナーが1人である、または結婚しているからといって安心とは限らない。
●気づかないうちに他人へ感染……症状が現れにくいことも多く、気づかないうちに、次々と玉突き状態で感染が拡大。