Q08 市販の胃腸薬にはどんな種類があるの?

健胃剤、H2ブロッカーや漢方薬などさまざまです

市販の胃腸薬にはさまざまな種類があり、症状や原因によって使い分けることが大切です。

<胃の不快な症状 >

● 胃のもたれ、胃の不快感、食欲不振に…胃腸全体の機能が弱っていることが多い。消化液の分泌を促し、胃の運動を正常にする健胃薬や漢方薬がよい。
● 胃の痛み、胸やけ、むかつきに…胃酸の出過ぎや胃の粘膜の荒れが原因。過剰に分泌された胃酸を中和させ、胸やけやげっぷなどを改善する制酸剤や暴飲暴食やストレスなどで出る過剰な胃酸の分泌を抑え、胃の痛みや胸やけなどを改善するH2ブロッカー、傷ついた胃の粘膜の修復を助ける胃粘膜保護薬がよい。ただし、H2ブロッカーは専門医の指示でのむのが原則です。
● 食べ過ぎや消化不良に…食べ過ぎて、消化しきれない食べ物の消化を助ける消化酵素剤がよい。腹部膨満感なども改善。
● キリキリするさしこみや胃痛に…胃のけいれんを抑え、さしこむような胃の痛みを鎮痛鎮痙薬が改善する。

自分の症状にあった薬を選んでください。

また、腸のトラブルに効果のあるおもな薬は次の通り。

<便秘>

●回数は少ないけど、硬く太い便が出る便秘に…大腸の運動機能が低下して起こる便秘。大腸に直接働いてぜん動運動を活発にし、腸壁から粘液を分泌させ、便秘を改善する刺激性下剤や、大腸のぜん動運動を促し便に水分を取り込み、便の量を増やして便秘を改善する塩類下剤がよい。
●コロコロの硬い便が出る便秘に…大腸がけいれんして便が出にくくなる便秘。便に水分を吸収させ、柔らかくして便の量を増やし、便秘を改善する膨潤性下剤がよい。

<下痢 >

●食あたりによる下痢に…下痢で弱まった腸の内膜を保護し炎症を抑える収れん剤の入ったものや、腸内の有害物質や水分を吸着し下痢を楽にする吸収剤の入ったものを。
●消化不良や寝冷えによる下痢に…下痢で弱まった腸の内膜を保護し炎症を抑える収れん剤の入ったものや、腸のぜん動運動を抑え消化液の分泌を抑えて下痢を改善する腸管運動抑制剤を。