Q03 どうやってうつるの?

患部を触れた手などから接触感染します

単純ヘルペスウイルスは人から人への接触感染によってうつり、非常に感染しやすいことをまず覚えておいてください。水ぶくれの中には大量のウイルスが増殖しており、そこから次のような経路で感染します。

●患部を手で触れる。
●発症している人が使ったウイルスのついたグラスやタオルから。
●キスをして患部や唾液から。

皮膚が健康な場合でも感染しやすいので注意が必要ですが、皮膚に傷や湿疹があったり、抵抗力が落ちている人が接触すると感染する率が高くなります。
ただし、感染するのはおもに症状が出ているときだけで、ウイルスが神経節に潜伏しているときに感染することはほとんどありません。ごくまれに症状がないときにウイルスが出ていることがありますが、口唇ヘルペスではとくに問題になりません。
昔は幼少期、親子や祖父母と孫など家族間でほおずりやキスをして感染するケースが多く、ほとんどの人が1~4歳までに感染していました。実際、60代以降の日本人の9割以上が単純ヘルペスウイルスの抗体を持っています。ところが最近は核家族化や衛生面の改善などによって、10代の抗体保有率は6人に1人程度です。幼少期に一度感染するとウイルスに対する抗体ができるため、大人になって再発しても軽症で済みますが、大人になって初めて感染すると、重症化するケースが多くなります。