Q08 帯状疱疹との違いは?

体の片側に発疹が出て発症は一生で1回のみ

帯状疱疹はヘルペスウイルスの1つ、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気です。通常、初感染は1~5歳ごろに水ぼうそうという形で発症し、年月を経て大人になってから帯状疱疹として再発します。発疹が神経に沿って帯状に出るところから帯状疱疹といわれます。とくに多いのが胸からお腹、背中など、胸髄神経節の領域と、顔面の三叉神経の領域です。
帯状疱疹も口唇ヘルペス同様、免疫力が低下したときに発症し、症状は次のように進行します。

(1) 体の右または左の片側の神経に沿って刺すような強い痛みやヒリヒリした感じが数日~1週間続く。
(2) 虫に刺されたような赤い発疹が出る。全身症状が出ることも。
(3) 発疹の上に、中央にくぼみのある水ぶくれが多数できる。
(4) 水ぶくれが黄色い膿を持ち、1週間前後でやぶれてただれる。
(5) 発症から2週間でかさぶたとなり、3週間で治癒する。

帯状疱疹の特徴は次の通り。

●発疹が出る前から痛みが出る。夜も眠れないほどの激痛が4~5日続くケースも。
●一生のうちに1回、まれに2回発症。
●年齢が上がるほど発症率が上がる。90代では半数に発症。
●日本人の1~2割に発症。

帯状疱疹に何度もかかる場合は膠原病や糖尿病、悪性腫瘍など免疫力に影響を与える疾患を患っている可能性があります。また、皮膚症状が治まった後も強い痛みが3カ月以上続く場合、帯状疱疹後神経痛が疑われます。