Q09 口唇ヘルペスの感染を防ぐためには?

患部に触れず、食器などを共有しない

口唇ヘルペスで最も多いのが、家族間での接触感染です。水ぶくれができているときはウイルス量が非常に多く、感染力が強い時期ですから、症状がなくなるまではほかの人への感染に注意を払うことが重要です。感染を予防するために次のことを心がけましょう。

●患部は極力触らない。水ぶくれを破らないよう気をつける。
●患部を触った場合、すぐに手を洗う。
●感染時に使ったタオルはほかの人と共有しない。タオルはよく洗い、日光でしっかり乾かす。
●感染時に使ったグラスなどの食器はほかの人と共有しない。食器は洗剤できれいに洗う。
●患部や唾液にウイルスが含まれるので、発症時はキスやオーラルセックスは避ける。

単純ヘルペスウイルスは母子感染する危険性があります。妊婦が神経節に単純ヘルペスウイルスを持っているだけでは胎児にはうつりませんが、妊婦が子宮頸部や性器に発症している場合、赤ちゃんが産道を通るときに感染して脳炎を起こしたり、全身に感染して死に至るケースもあります。これらは帝王切開によって予防できます。また、母親に口唇ヘルペスがある場合、感染予防のために母子別室にして授乳をさせないこともあります。

新生児への接触は避けよう

新生児は免疫力が弱いため、単純ヘルペスウイルスに感染すると全身に広がり、重篤な症状が出る恐れがあります。キスやほおずりに限らず、口唇ヘルペスに触った手ですぐに赤ちゃんを触るだけで感染することもあります。キスやほおずりは避け、新生児に触れる前には手をよく洗うようにしましょう。