Q08 乳幼児の風邪で注意することは?

全身症状が出やすく、重症化に注意を

2~3歳くらいまでの子供は、急に高熱を出したり、さっきまで元気に遊んでいたのに急にぐったりするなど、急激に症状が進行することもあるので病状の変化に注意をしてください。2日以上、高熱や激しい咳が続くなどの症状が出たら早めに病院を受診してください(イラスト参照)。 また、風邪が引き金で起こる次の合併症にも注意が必要です。

●気管支炎……ウイルスや細菌の感染が原因で気管支に炎症が起こる病気。激しい咳や黄色の痰が出る。
●肺炎……炎症が肺胞まで達したために起こる。症状は高熱や胸やお腹の痛み、痰がからんだ激しい咳、呼吸困難など。 乳幼児は体の機能が未熟で、体のバランスを崩しやすいので、周囲の大人が普段から様子をよく見て、ちょっとした変化も見逃さないことが大切です。

インフルエンザ脳症について

インフルエンザ脳症とはインフルエンザをきっかけに起こる脳の病気で、おもに1~5歳の子供に発症します。40℃近い高熱やけいれん、うわごとを言う、ゆすっても起きないなど意識障害が24~48時間以内に急速に進むのが特徴です。原因は分かっておらず、患者の10%以上が死に至っています。