Q06 群発頭痛のセルフケアは?

発作が起きやすい時期を把握して、予防に努めること

群発頭痛は、目のすぐ後ろを走る血管が拡張し、炎症を起こすことで痛みが発症します。何らかの原因で脳の視床下部にある体内時計が乱れ、それが脳の知覚神経の1つである三叉神経に「痛みの情報」として誤って伝えられ、炎症が起こるという説が有力です。片方の目の奥が激しく痛むのが特徴で、痛みのためにじっとしていられず、頭を抱えて転げ回る人も少なくありません。発作は季節の変わり目に集中し、1~2カ月間、連日のように起こります。
群発頭痛の痛みは激烈なため、市販の頭痛薬での対処は難しく、医療機関での治療が必要です。発作の起きる時期(群発期)は人によってほぼ決まっているので、医師に予防薬を処方してもらい、その時期にのむようにすれば、発作の頻度を減らすことができます。同時に、群発期には発作の誘因を避けることが大切です。

群発頭痛はこんな頭痛

三叉神経が炎症物質を放出するために、目の後ろの眼動脈や内頸動脈が拡張、炎症を起こし、痛みが生じる。

●頭痛以外の症状
痛みのある側の目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂・腫れ。

●頭痛の誘因
群発期の飲酒、喫煙、睡眠リズムの乱れ、入浴、気圧の変化、酸素の薄い場所。

●痛む部位
片側の目の奥。

●痛み方
突然、目の奥がえぐられるような激しい発作が起こる。

●痛みの程度
頭を抱えて転げ回るほど。

●痛む頻度
1年のうち1~2か月で、この間はほぼ毎日起こる。

群発頭痛のセルフケア

◎ 禁酒・禁煙する
群発期の飲酒はほぼ100%頭痛を招く。喫煙も痛みの原因をつくるので要注意。

◎ 入浴を避ける
群発期に血行が促進されると頭痛を起こしやすいので、シャワーで済ませたほうが安心。

◎ 気圧の変化に注意する
群発期に酸素の薄い高山に出かけたり、飛行機に乗るのはなるべく避ける