Q07 喫煙でストレスが解消されていると思うのですが?

ニコチン切れは大きなストレスに

たばこを吸うと「ストレスが解消される」「気分が落ち着く」「集中力が高まる」「目が覚める」などと感じる喫煙者も多いようです。しかし、この高揚感こそが、ニコチン依存症に陥っている証拠なのです。
喫煙後ある程度経つと血中のニコチンの量が減少してニコチン切れを起こし、大きなストレスや不安を感じます。たばこがなくなると夜中でもコンビニに買いに走ってしまうという行動もその1つです。そこでたばこを吸うとニコチン切れが解消されて脳が本来の働きに戻り、「ストレスが解消できた」とほっとするだけなのです。喫煙は心拍数増加や血圧上昇、末梢血管の収縮などを招き、心臓や血管などにかえって大きなストレスを与えます。実際に禁煙できた人の多くは、日常的なイライラや眠気などが解消されたことを実感します。
たばこがやめられないのは意志の弱さではなく、ニコチン依存症という「病気」のせいなのです。自己流のつらい禁煙を何度も繰り返すより、禁煙補助剤などを用いて適切な治療をすることが大切です。

〈ニコチン切れの状態〉