Q08 受動喫煙はどこまで怖いの?

煙を吸うだけで重大な健康被害を受けま

最近、自分の意に反して煙を吸わされる受動喫煙が問題視されています。たばこの煙には喫煙者が直接吸い込む「主流煙(しゅりゅうえん)」と、たばこが燃えるときに立ち上る「副流煙(ふくりゅうえん)」、喫煙者が煙を吐き出す「呼出煙(こしゅつえん)」があり、後者2つが受動喫煙に当たります。
実はフィルターによって煙を希釈する主流煙より、副流煙のほうが一酸化炭素、タールなどすべての有害物質をたくさん含みます。とくにアルカリ性のアンモニアを多く含むため、目や鼻、のどの粘膜を強く刺激します。煙に慣れている喫煙者はすぐに回復しますが、非喫煙者は体に大きな負担がかかります。一般に副流煙を2秒間吸っただけで心拍数増加や血管収縮が認められ、肺がんや心筋梗塞、脳卒中などのリスクも喫煙者と同様に高まると考えてください。
家庭内で喫煙する場合、換気扇や空気清浄機の前で吸っている人もいますが、有害物質を除去する効果はほとんどありません。ベランダなど屋外で吸った場合も毛髪や衣類に付着したり、肺に残っている煙が室内に持ち込まれます。