Q10 禁煙外来での治療法は?

ニコチンパッチによる治療が主流です

喫煙がニコチン依存症に由来する病気であることが医学的に解明され、禁煙の治療法は一新。’06年4月より医療機関の禁煙外来で、「ニコチン置換療法」などの禁煙治療が健康保険の適用対象になりました。健康保険による治療対象となる人は次の通りです。

● スクリーニングテストでニコチン依存症と診断された人。
● ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の人。
● ただちに禁煙を希望している人。
● 禁煙治療について説明を受け、文書に同意した人。

ニコチン置換療法とはニコチンパッチやニコチンガムによって、体内に持続的にニコチンを補給する治療法です。ニコチンの補給によってイライラや気分の落ち込み、集中困難などのニコチン離脱症状が大幅に軽減され、体重増加も抑えることができます。保険適用になるのはニコチンパッチと内服薬だけです。
ニコチンパッチによる治療では、1日1回、8週間にわたって皮膚に貼り、喫煙欲求の程度に応じてニコチンの量を増減します。内服薬は12週間のみ続けます。この保険診療のほか、OTC医薬品として薬局・薬店でも市販され、通院せずに禁煙を進めることが可能となりました。

〈市販のニコチン補助薬〉

ニコチンガム

ニコチンパッチ

イライラや気分の
落ち込みが減る