Q02 特定健診って、誰がどんな目的で受けるもの?

40~74歳を対象にメタボを予防・改善

特定健診は、動脈硬化を引き起こす危険因子(内臓肥満、高血糖、脂質異常、高血圧)を複数持つメタボリックシンドロームに着目し、原因となる生活習慣を改善するために始まった健診です。患者数を減らし、医療費の削減を徹底するために、病気が発症する前の段階から予防となる行動を指導、実践し、健康を促すという目的があります。
対象は40~74歳の国民全員(妊婦などを除く)。国を挙げて大規模な一次予防を行うという先駆的な取り組みとして、欧米先進国をはじめ世界中から注目を集めています。従来の健診と異なる特徴は次の通りです。

・本人(被保険者)だけでなく家族(被扶養者)も同じ医療保険の保険者(健保組合、共済組合など)の健診を受けられ、一緒にデータが管理される。

・腹囲とLDL(悪玉)コレステロールの検査項目を追加。

・生活習慣病を予防するための詳細な判定値を新たに設定。

・健診後、メタボ該当者と予備群は、「特定保健指導」という、個々の状況に応じた生活習慣改善アドバイスなどの支援が受けられる。

・所属する医療保険者が健診結果を一括保管することに。個々の経年の健康状態の変化まで把握できる。

生活習慣病は自覚症状がないまま徐々に進行するため、特定健診は個々が病気のリスクを確認し、生活習慣を振り返る絶好の機会です。なお、75歳以上の人には後期高齢者医療広域連合が健診を実施しています。