Q05 異常値が見つかったらどうすればいいの?

特定保健指導を受け、生活習慣の改善を

検査結果で異常値が見つかったり、質問票の内容により、医師や保健師、管理栄養士や薬剤師が生活習慣改善の必要性に応じて保健指導を行います。
内臓脂肪のリスク、血糖や脂質、血圧、喫煙などのリスクを判定し、メタボリックシンドロームのリスクが重なっている人には「積極的支援」、そのリスクが出現し始めた人には「動機付け支援」がそれぞれ以下のような流れで行われます。特定保健指導で実施されるサポートの内容は次の通りです。

・自分の体の中で起こっている変化、異常値が出ている現状を正しく理解してもらい、自ら積極的に生活習慣の改善に取り組む意欲を引き出す。

・問診により個々の生活習慣を振り返る。食事法や運動など具体的な行動目標を設定する。

・個別または、グループ面談で支援を行う。時間がない場合は電話やEメールでの支援も選択可能。

・地域・職場で参加可能な健康づくりサークル、施設紹介など身近な情報も紹介する。

・支援では減量がうまく進まない場合、実践可能な目標を共に考えてフォローする。

減量がうまくいかなくても失敗と考えないことが大切です。特定保健指導が行われる6カ月間は洋服の試着と同様、試しながら自分に合ったメタボ解消法を見つける時期と考え、前向きに取り組みましょう。

【異常値だけでなく1年前の数値との比較も大切】

特定健診で「異常値がなかった」と安心して生活習慣を振り返らないのはNG。年ごとの数値の変化を確認し、異常値がなくても異常値に少しずつ近づいている項目がないかをチェックすることも大切です。特定健診の大きなメリットは、加入している医療保険者が個々の健診結果を一括で保管するシステムになっており、年ごとの数値の変化を連続して把握できること。そのためにも特定健診を毎年きちんと受けましょう。