Q02 脂質異常症を防ぐ食事方法は?

栄養素配分を考えた適量の食事を摂ること

脂質異常症を起こす人の8割以上が過食、高脂肪食、運動不足などの悪い生活習慣が重なっています。中でも食生活が深くかかわっているため、予防には食生活の改善が基本。毎日の食事を見直して、特に次の食品を摂るようにしましょう。

●食物繊維……腸内で中性脂肪やコレステロール、糖質の吸収を妨げ、胆汁酸を吸収して体外に排出する働きがある。
●ビタミンA、C、E、ミネラル……動脈硬化を促進する活性酸素の発生を防ぐ、抗酸化作用がある。
●EPA(エイコサペンタエン酸)……中性脂肪を減らし、HDLコレステロールを増やす。

食事からのエネルギーを制限しながら食物繊維を摂るには、取り入れ方にも工夫をするとよいでしょう。例えば毎食の主食を玄米や胚芽精米にしたり、白いパンをライ麦パンや全粒粉パンに代えるだけでも、無理なく摂取量を増やすことができます。
また食事療法を行うには、家族や、食事を調理、提供してくれるサポーターが有用です。家族がサポーターの場合は受診に同行してもらうなど、周囲の協力を得て改善していきましょう。